大月酒店メールマガジン
ベルギービール,大月酒店

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大阪のベルギービール輸入元、大月酒店でございます。いつもご拝読賜り、誠にありがとうございます。本メールマガジンは{EMAIL}宛てにお送りいたしております。

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NEWS

夏日を記録する地域も増えて参りました。ランビックのお問合せも増えており、全般的に少なくなりつつあります。ご入り用の方はお早めにお願い致します。

先日から開始しましたtwitterも多くの方にフォローして頂き、100名を超える方々にフォローして頂きました。ありがとうございます。詳しくはこちらをご覧ください。  大月酒店twitterはHPトップからどうぞ » 

TODAY'S RECOMMEND

クリーク ドゥ ランクはドゥ ランク醸造所が生み出すサワーエールです。その製法は独特です。まずローデンバッハ由来の酵母で作られた一年熟成サワーエールとニュートラルなホップの効いていないエールをブレンドし、それを数週間熟成させます。 一部残して更にジラルダンから購入したランビックとブレンドしてサクランボを液量の25%分6か月ほど浸漬させます。その後瓶詰し出荷します。取って置いた残りのエールは次回に使う為、ローデンバッハ由来の酵母を添加し一年置く、云わば「秘伝の鰻のたれ」のような作り方です。 きれいにサクランボから色が出たのでしょう、透明感のある濃い赤紫色をしています。フレッシュで酸味のあるサクランボの香りがグラスに注いだ瞬間に溢れてきます。甘味は殆どなく非常にドライで、レモンを齧ったような酸も感じられます。非常にドリンカブルで、暑かった日の一杯目に飲んで頂きたいビールです。 大変心地良い酸味をお楽しみ下さい。詳しくはこちら » 

BELGIAN BEER INFO

カンティヨン、塹壕でランビックの熟成を開始 usatoday

「シャンパーニュの蔵元をを訪れた時にこのアイディアが浮かびました。」とJean Van Roy氏。とはいえ、すぐには実現しませんでした。 というのも、ランビック作りにはとにかく時間がかかります。木樽で寝かせなくてはなりません。その木樽を置いておく場所がもはや醸造所には残っておらず・・・ そこで、ブリュッセルの行政に打診をしたところ、ブリュッセルのセントラル近くにある塹壕を紹介されました。とても素晴らしいばしょで、市から30年間無償で塹壕を借り受けることとなりました。
「塹壕で寝かせるのは自分の為でも、カンティヨンの為でもありません。ランビック自体の為です。どのように熟成していくか見てたいのです。」
塹壕の温度は年間通して10~15℃程度で、ランビックの熟成には理想的な条件です。今のところ、グランクリュブルオクセラやアウドゥヒューズ、その他濃いめのものを置いてみるとのこと。 ゆくゆくはフルーツランビックも視野に入っているようです。現在10000本が収められており、30年間で60000~80000本を熟成する予定。 ブリュッセル市との協力で、塹壕セラーの見学ツアーも計画されています。

非常に興味深い試みですね。塹壕ランビックがいつリリースされるか分りませんが、今後の動きには注目です。
  原文はこちら » 

CRAFT BEER SCENE

前回今回は前回コラムでご紹介した"FMB(flavored malt beverage)"について更に詳しくご紹介したいと思います。BAは「FMBはクラフトビールとは認めない」と言っていますが、FMBとは何なのでしょうか?

まず、前回ご紹介した条例の冒頭を読んでみましょう。

I. Background Information
Flavored malt beverages are brewery products that differ from traditional malt beverages such as beer, ale, lager, porter, stout, or malt liquor in several respects. Flavored malt beverages exhibit little or no traditional beer or malt beverage character. Their flavor is derived primarily from added flavors rather than from malt and other materials used in fermentation. At the same time, flavored malt beverages are marketed in traditional beer-type bottles and cans and distributed to the alcohol beverage market through beer and malt beverage wholesalers, and their alcohol content is similar to other malt beverages—in the 4-6% alcohol by volume range.

翻訳するとこうなります。
「FMBはエール、スタウト、ポーターなどの伝統的な麦芽飲料とは違いますが、醸造所で作られます。FMBは伝統的なビールや麦芽飲料とは違ったキャラクターを持っています。その風味は発酵させる麦芽やその他の原料由来ではなく、添加物からのものです。 FMBはビールに使われるような瓶や缶で発売され、酒類卸販売業者によって酒類マーケットに投入されます。アルコール度数は4~6%と他の麦芽飲料によく似ています。」
FMBはビールのような見かけで流通していますが、実際は添加物によって風味づけされたビールとは全く違うものだということです。

では、具体的な話に移りましょう。続く部分を引用します。
Although flavored malt beverages are produced at breweries, their method of production differs significantly from the production of other malt beverages and beer. In producing flavored malt beverages, brewers brew a fermented base of beer from malt and other brewing materials. Brewers then treat this base using a variety of processes in order to remove malt beverage character from the base. For example, they remove the color, bitterness, and taste generally associated with beer, ale, porter, stout, and other malt beverages. This leaves a base product to which brewers add various flavors, which typically contain distilled spirits, to achieve the desired taste profile and alcohol level. While the alcohol content of flavored malt beverages is similar to that of most traditional malt beverages, the alcohol in many of them is derived primarily from the distilled spirits component of the added flavors rather than from fermentation. A review of approved formulas showed that more than 99% of the alcohol in some flavored malt beverages was derived from added flavorings containing distilled spirits instead of from fermentation at the brewery. Flavored malt beverages are sold under many proprietary names and include alcohol beverages such as alcoholic lemonades, alcoholic colas, cooler-type products, and other flavored alcohol beverages. In recent years, brewers have partnered with distilled spirits producers in order to label flavored malt beverages using prominent distilled spirits brand names.

長い文章なので、大事な点だけ要約します。
「FMBは醸造所で精算されるとはいえ、その製造方法はビールと違います。麦芽や他の材料で作ったベースから色や苦みなど様々な要素を取り除いて、狙った度数やキャラクターに仕上げる為、通常の場合では蒸留したスピリッツを添加します。 FMBにおいては多くの場合、そのアルコールは醸造ではなく添加されたアルコール由来です。」

近年、クラフトビールシーンでは「麦芽・ホップ・酵母・水」以外の材料を使用する醸造所も増えました。更なる味わいを求めて実験的なものも日々作られています。今後FMBとビールの境目はますます微妙になっていきそうです。 クラフトビールの流れの一部として、FMBという存在も知っておいてください。
おわり。

  TTBの原文はこちら » 

FROM THE FRONT LINE

東京・恵比寿駅から程近くに注目の酒屋がオープンしました。通りからは全く分らない、奥まったマンションの、そのまた奥の一室にliquor shop night owlはあります。
酒屋という形態でありながら、お店には一切お酒は並んでいません。お店の奥にしまってあります。お店の一角には業務用冷蔵庫を改造した特注のビールサーバーも設置してあり、店内で試飲も可能。カウンターには缶詰やお菓子などが並び、お茶を煮出す道具も置いてあります。 黒板の説明書きも最低限で、何ともとっつきにくい。
ここは酒屋なのだろうか・・・?それとも、21世紀的な角打なのか?デリカテッセン?ますます謎は深まるばかり・・・
しかし、それは杞憂に終わります。ここが世界の銘酒が集まる、ディープスポットであることがすぐに分るのです。トレードマークのフクロウが描かれた扉を抜けると全く知らなかった世界が待っています。

night owl HP  
現在、お店ではグラゼントールン醸造所セゾンデルポメールが繋がっており、有料試飲だけでなく、グラウラーによる持ち帰りも可能です。



1.  night owl立ち上げのきっかけ

まず第一に、既存の酒販店のやり方に疑問があったからです。お酒の取扱いが非常に杜撰です。これではせっかく良いものを作ってくれて作り手に申し訳ない、と思ったことが大きな要因です。 美味しい物を美味しく召し上がって頂くためには、どうすれば良いのか?と、考えたのも要因の一つになります。
それと、日本ではまだまだ普及していないグラウラー(Growler:持ち帰り用の詰め替えボトルのこと)を使えるようにしたかったのがあります。 このシステム自体はまだ皆さんにとって馴染みの有るものではありませんが、流通面において必ずや日本のクラフトビールシーンを3年進めるものになると確信しております。
また、ゆくゆくは自社で醸造免許の取得や委託醸造でのオリジナル商品の開発も視野に入れています。その一環として、現在長野にて自らホップの栽培もおこなっています。



2. night owlがこだわっている事

まず第一に「品質保持の為に現品陳列の不実施」。
様々な種類のお酒を取り扱っておりますが、温度、光、頻繁に起こるお客様の棚からの取り下ろし・戻しによる影響をNIGHT OWLではダメージと考えているからです。 醸造酒系(ビール・ワイン・日本酒)は火入れ・パスツリゼーション済のものであっても全て10℃の冷蔵庫に、蒸留酒系(ウイスキー・アブサン・ジン・ビター・ビターズ)は暗所に保管しております。例外は一切ありません。
また、店内が20度前後になるよう常時空調を動かしております。夏場であっても、閉店後であっても、そのお蔭で店内が25℃を超えることはありませんから熱劣化は無いと思います。 現物陳列がありませんので、お客様のお好みなどを詳しくお伺いし、最高のものを御案内差し上げたいと思っております。ご来店の際はお気軽にお声掛け下さい。
第二に、「有料試飲の実施」
全ての酒類・茶・ソフトドリンク(ローズウォーター、ジュース)の有料試飲の実施をしております。よく見かけます『プラカップ、10~20ml』の無料試飲では商品の持つ良さを十分に伝えることはできないと考えているからです。 有料ではありますが、NIGHT OWLでの試飲は100ml以上あります。お試し頂くお酒の個性に合わせて使用するグラスを変え、ある程度の量を試して頂く事で本当に『欲しいものだけ』をお持ち帰り頂く事が可能です。
第三に、「商品の選考基準」
お酒・お茶・食品・お菓子に至るまで、全て高品質でクラフテッドなものに拘り、大量生産品、一般品はございません。通常の酒屋さんや百貨店さん等では見かけることのない物を取り扱っております。試飲と共にその場でお召し上がり頂くことも可能です。素敵な組み合わせを見つけて頂ければ、と思います。

つづく

                     

セミナー・試飲会のご依頼も受け付けております。お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ。
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今日もベルギービールで素敵な一日を。



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