ベルギービールコラム一覧 | ベルギービール通販の大月酒店が過去にfacebookに掲載したコラムをご紹介致します。

MENU

大月酒店 TOP
店主ご挨拶

初めての方はご一読下さい

取扱いベルギービール一覧

弊店取扱い商品一覧です。
近々に消費税の増税が喧伝されておりますので表示価格は税抜きとさせて頂いております。何卒の御了承をお願い致します。

カートを見る

カートに入れた商品をご覧頂けます

注文方法

御注文に際し、ご一読下さい

返品・交換について

御注文に際し、ご一読下さい

ベルギービールコラム

過去に掲載したコラム

アクセス 大月酒店

Facebookページも宣伝

〒 564-0001
大阪府 吹田市 岸部北 5-10-35

未成年者の飲酒は法律で禁止されています。アルコール飲料、酒類のご注文は、ご注文時満年齢で20歳未満のお客様はお受けできません。

最前線インタービューシリーズ 神楽坂 Royal Scotsman編

@東京・神楽坂にあるパブ“Royal Scotsman”では先日大がかりな工事をしました。驚くことに、タップを減らしたのです。そして、サービングシステムを刷新したのでした。小貫さん、島田さんのお二人にそこに至るまでのお話を伺いました。

“タップを多くするお店が多い中、敢えてタップを減らしたのは何故ですか?”
「ケグは繋いだ瞬間から劣化が始まると考えているので、とにかく回転を上げたい。」
その為に特注で作られたサービングシステムは細部に至るまで計算し尽くされ、合理的に出来上がっています。 実際に見せて頂きましたが、立ち位置に合わせたリンサー、傾斜の付いた水受け、30Lキーケグや縦型20Lケグが余裕で入る冷蔵庫の内寸。 細かく温度管理出来る機能。メンテナンスしやすい構造。全ての仕様に意味とロジックがある。お二人が現状に満足せず、当たり前を疑い、最高を実現する為に作ったシンプルかつ合理的なシステムに感動しました。
ロイヤルスコッツマン,カウンター
A“ガス圧について”
マイクロマティックの3連レギュレーターにアタッチメントを挟んで国産ガスラインの内径に合わせて使用。 ビアラインが短めであることも関係するけれども、Royal Scotsmanのサービングシステムではガス圧が1.0~1.3ほどとのこと。一般的な瞬冷サーバーであれば2.0気圧程度はかかっているので、かなり低い。 しかし、こう仰います。
「サービングスピード(ビールの流速)も全く問題ないですよ。」
「ガス圧をかけ過ぎてビールがダメになることもありますから。」
論より証拠。今までの常識がガラガラと音を立てて崩れていく気がします。

B“既存のコールドテーブルではダメな理由”
アメリカなどの20Lケグは直径が小さく、背が高いものが多い。ベルギーだとヒューガルデンのケグがそうですし、Petainerも大体同じサイズです(高さ80cmほど)。 日本規格のコールドテーブルでは内寸が足らず、カプラーをしたまま入らない。アメリカから冷蔵庫の輸入もお考えになったそうですが、故障したり部品交換が必要になった場合のことを考えて国産メーカーにオーダーしたそうです。 既存のコールドテーブルの発展なので、何かあってもサービスマンが通常通り対応出来る電気系統とのこと。また、大きくて裏面を露出させることが難しいので、ライン交換などはそのまま表から出来るようにしてあるそうです。
ロイヤルスコッツマン,ビアライン
ロイヤルスコッツマン,ビアライン
C“洗浄について”
水通し洗浄、アルカリを使った洗浄を定期的に行うことはもちろんのこと、ハンドポンプの分解洗浄までしている人が何人いるだろうか?
「やれば分りますが、逆Uの字になった部分が物凄く汚れるのです。真っ黒ですよ。」
そして、もう一つ。スポンジ洗浄はしない。驚かれるかもしれませんが、スポンジによってビアラインの内部が傷つき、そこに洗浄しきれない汚れが溜まってしまうそうです。では、どうするのか?こまめにビアラインごと交換するとのこと。

サービスマンの定期メンテナンスに丸投げはしない。出来ないから、やらない。出来るけど、やらない。
この違いも大きいけれど、「出来るから、やる」はもっと先にあると思います。

D“万が一、おかしなビールだったら?”
「どこのものとは言いませんが、開けた時点で全くダメなものが以前ありました。それは全部廃棄しました、出せませんので。」
ここを妥協しては今まで築き上げてきたお客様からの信用が無くなってしまう。ダメなものはダメなのです。当たり前のことですが、当たり前は結構難しい。
そして、新しく導入したシステムであれば多くの劣化要因を排除出来るはずですが、もっと前の段階のことも考えていらっしゃいました。
「だから、冷蔵倉庫で保管した樽を届けてくれる酒屋さんを探しているんです。」

E“料理とビールの組み合わせについて”
フランス料理店に長く勤めていらっしゃった小貫さんに長年の疑問をぶつけてみました。
“料理とビールを合わせる時、どうお考えになりますか?”
「料理が先でもなく、ビールが先でもなく、両方が一緒に思い浮かぶ」
小貫さんだから言えることなのかもしれません。きっとどちらが先でも対応出来る経験と技術があるからこそなのでしょう。
そして、最後に。
「Royal Scotsmanは料理の得意なビアパブなのですか?ビールの得意な料理屋なのですか?」
小貫さんと島田さんは見合って、同じタイミングで同じことを言いました。

「両方じゃないですか(笑)」