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最前線インタービューシリーズ
恵比寿 liquor shop night owl編

東京・恵比寿駅から程近くに注目の酒屋がオープンしました。通りからは全く分らない、奥まったマンションの、そのまた奥の一室にliquor shop night owlはあります。
酒屋という形態でありながら、お店には一切お酒は並んでいません。お店の奥にしまってあります。お店の一角には業務用冷蔵庫を改造した特注のビールサーバーも設置してあり、店内で試飲も可能。 カウンターには缶詰やお菓子などが並び、お茶を煮出す道具も置いてあります。黒板の説明書きも最低限で、何ともとっつきにくい。
ここは酒屋なのだろうか・・・?それとも、21世紀的な角打なのか?デリカテッセン?ますます謎は深まるばかり・・・

しかし、それは杞憂に終わります。ここが世界の銘酒が集まる、ディープスポットであることがすぐに分るのです。トレードマークのフクロウが描かれた扉を抜けると全く知らなかった世界が待っています。

liquor shop night owl HP




1)night owl立ち上げのきっかけ
まず第一に、既存の酒販店のやり方に疑問があったからです。お酒の取扱いが非常に杜撰です。これではせっかく良いものを作ってくれて作り手に申し訳ない、と思ったことが大きな要因です。 美味しい物を美味しく召し上がって頂くためには、どうすれば良いのか?と、考えたのも要因の一つになります。
それと、日本ではまだまだ普及していないグラウラー(Growler:持ち帰り用の詰め替えボトルのこと)を使えるようにしたかったのがあります。 このシステム自体はまだ皆さんにとって馴染みの有るものではありませんが、流通面において必ずや日本のクラフトビールシーンを3年進めるものになると確信しております。 また、ゆくゆくは自社で醸造免許の取得や委託醸造でのオリジナル商品の開発も視野に入れています。その一環として、現在長野にて自らホップの栽培もおこなっています。



2)night owlがこだわっている事
まず第一に「品質保持の為に現品陳列の不実施」。
様々な種類のお酒を取り扱っておりますが、温度、光、頻繁に起こるお客様の棚からの取り下ろし・戻しによる影響をNIGHT OWLではダメージと考えているからです。 醸造酒系(ビール・ワイン・日本酒)は火入れ・パスツリゼーション済のものであっても全て10℃の冷蔵庫に、蒸留酒系(ウイスキー・アブサン・ジン・ビター・ビターズ)は暗所に保管しております。例外は一切ありません。
また、店内が20度前後になるよう常時空調を動かしております。夏場であっても、閉店後であっても、そのお蔭で店内が25℃を超えることはありませんから熱劣化は無いと思います。 現物陳列がありませんので、お客様のお好みなどを詳しくお伺いし、最高のものを御案内差し上げたいと思っております。ご来店の際はお気軽にお声掛け下さい。
第二に、「有料試飲の実施」
全ての酒類・茶・ソフトドリンク(ローズウォーター、ジュース)の有料試飲の実施をしております。よく見かけます『プラカップ、10~20ml』の無料試飲では商品の持つ良さを十分に伝えることはできないと考えているからです。 有料ではありますが、NIGHT OWLでの試飲は100ml以上あります。お試し頂くお酒の個性に合わせて使用するグラスを変え、ある程度の量を試して頂く事で本当に『欲しいものだけ』をお持ち帰り頂く事が可能です。
第三に、「商品の選考基準」
お酒・お茶・食品・お菓子に至るまで、全て高品質でクラフテッドなものに拘り、大量生産品、一般品はございません。通常の酒屋さんや百貨店さん等では見かけることのない物を取り扱っております。 試飲と共にその場でお召し上がり頂くことも可能です。素敵な組み合わせを見つけて頂ければ、と思います。



3)グラウラーについて
グラウラーはアメリカなどでは定着している持ち帰り用の詰め替えボトルのことです。日本ではまだまだ見かけないものですが、導入致しました。
グラウラーのメリットとしましては、パッケージング化(ボトル・缶…etc)されていない商品等を含めた樽生ならではの味わいを、ご自宅や出先等で飲食店さんよりも安価に楽しんで頂けることです。 現在、当店オリジナルのもの、ブルワリーのものを含め6種類のグラウラーを取り扱っており、店頭でお買い求めいただけます。
海外の醸造所へ行かれて入手したものや、お土産等でお持ちのものがあれば、そちらでも対応いたします。空き瓶やペットボトル、水筒等はお断りしておりますので、ご了承ください。 販売形式は量り売りですが、ビールはガスの関係で一番上まで入れさせて頂きますので、入れる量は容器の容量に依存し指定はできません。
ワインに関しましては発泡性ではないため、300mlの単位でもお受けしております。ウイスキーは200mlで固定となります。



4)現在のシーンについて
ここ数年でまた一段とクオリティと選択肢の幅が広がり、とても面白いと感じています。当店はビール専門店ではなく、他のお酒、お茶や食品等も取り扱っている関係上、普段クラフトビールに馴染みのない方も多数来店されます。 そのような方達にもGrowlerで購入してご自宅で楽しんで頂いたり、試飲で味に感動して頂いた時等は、クラフトビールがブームだけではなく世間に浸透し始めていると肌で感じる瞬間です。
その一方で『これは呑んだことがあるから、いいや』というような言い方をされる方が最近多数いらっしゃいます。名前だけで飲むのはやめませんか?ということを当店ではご提案したいと考えています。 たとえ同じものであっても、コンディション、バッチ、温度、グラス、ガス圧、開栓からの日数...etcで幾らでも異なる要素があるからです。 限定品を至上とする風潮も分らなくもないのですが、定番を大事にできなければ今回の流れも一般に定着せず、 ブームになってしまうのではないか、という危機感があります。限定でも、定番でも、美味しいものは美味しいのですから。



5)これからの酒販店のあるべき姿
現在、星の数程の新たなビールが醸造および輸入され、首都圏を中心に呑める機会、買える場所が増えてきました。 どんなに数を揃えたり値段で勝負しようとも、お酒一つ一つの性質をキチンと把握し理解しなければ、そしてそれを基に品質管理ができなければ、意味がありません。お酒は、扱い方次第で幾らでも味わいが変化する『生鮮食品』なのですから。
小売りおよび仲卸の管理・流通がお酒に与える影響の重大さを改めて認識し、深い愛情をもって取り扱いをしていかねばならないと考えます。NIGHT OWLはそういうお店でありたいと思います。