BJCP style guideline2015年版を読む 6 | ベルギービール通販の大月酒店が過去にfacebookに掲載したコラムをご紹介致します。

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BJCP style guideline2015年版を読む 6

第六回目は「スタイルガイドラインの使い方について その1」です。
恐らく今回の連載の内、一番重要な部分ではないかと思います。雑誌やWEBで「スタイル」という言葉が独り歩きし始めた今だからこそ、この部分は一度触れておかねばなりません。

では、本文を引用します。

Using the Style Guidelines
When we created previous versions of the style guidelines, we had no idea how prevalent and pervasive they would become. We believed we were creating a standardized set of style descriptions for use in homebrew competitions, but then found they were widely adopted worldwide to describe beer in general. Many countries with emerging craft beer markets were using them as handbooks for what to brew. Consumers and trade groups began using the styles to describe their products. And, unfortunately, many made astounding leaps of logic well beyond what was our original intent, and subsequently used the guidelines as a sort of universal Rosetta Stone for beer.
While we understand that the guidelines may have been misused in contexts beyond our original intent, we’ve also observed them being misused in competitions and for other BJCP purposes such as exam preparation and grading. Some people develop their own misinterpretations of the guidelines, and then often unknowingly instruct others in their misuse. Our hope is that the information in this section will help prevent many cases of misinterpretation and misuse in the future. If anyone encounters someone using the guidelines incorrectly, please refer them to this section.


前回スタイルガイドラインを製作した時、それがどのように普及していくか見当がつきませんでした。 自家醸造ビールの品評会に使用可能なスタイルに関するスタンダードを集めたものを生み出したと思ってはいましたが、 ビール一般を表現する為に世界中で広く採用されていることに気が付きました。 新興クラフトビールマーケットを持つ多くの国々では何を醸造するかというハンドブックとしてスタイルガイドラインを使用しています。 消費者や販売者もビールを表わすのにスタイルを使い始めました。 すると、残念ながら、元々の意図を遥かに超えたとんでもない論理的飛躍がたくさん起こり、 そうしてビールのロゼッタストーンのようなのものとして使用される例が散見されます。
スタイルガイドラインが当初の意図とは違った形・文脈で誤って使用されてしまうかもしれないということを理解している一方で、 スタイルガイドラインが品評会で誤用されていること、テストの予習やら格付けのようなBJCPの他の目的と違う用いられていることも監視しています。 ガイドラインの間違った解釈を更に推し進めてしまう人もいて、知らないが故に間違った使用法で他の人に教えてしまうことも時折あります。 我々が望むのはこのセクションにある情報が間違った解釈、間違った使用を今後なされない為の助けとなることです。 もしガイドラインを間違って使っている人に出会ったら、このセクションの話をしてあげて下さい。



今、クラフトビールシーンが全国的に広まりつつあり、メディアもこぞって取り上げるようになりました。 紹介記事にスタイル名を出すことも多いです。 その中で誤用や拡大解釈が行われ、気が付かないうちに多くの方に広まってしまっています。 BJCPにおいては「自家醸造家の品評会の為のガイドラインであること」が前提としてあり、作り手が目標や範とするようなものではありません。 また、スタイルに完全に合致することを極度に求める消費者のスタンスもおかしいということになります。 スタイルという言葉に踊らされてしまうと、却って素晴らしいものに出会えなくなってしまう危険すらあります。

次回は続く部分にある具体的な考えを見ていきたいと思います。続く

BJCP2015年版pdfの原文はこちら»