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BJCP style guideline2015年版を読む 1

ビールを愉しむにあたって全く必要無いものなのですが、BJCP style guidelineというものがあります。こちらは"Beer Judge Certification Program"の略で、BJCP style guidelineはビアスタイルのガイドブックとなるものです。 世界中で広く使われているものなので、その存在を知っておいても損は無いと思います。また、様々なビアスタイルを知るきっかけにもなるでしょうし、コマーシャルサンプルを覚えるだけでもビール選びの一助になってくれるはずです。
2008年版から約7年経ち、今年最新版がリリースされました。2008年版と2015年版を比較しつつ、現代ビールシーンの移り変わりを考えてみようと思います。

第一回目の今回は「BJCPとは何か?」から始めたいと思います。
まず、2015年版の序文です。

INTRODUCTION TO THE 2015 GUIDELINES
The 2015 BJCP Style Guidelines are a major revision from the 2008 edition. The goals of the new edition are to better address world beer styles as found in their local markets, keep pace with emerging craft beer market trends, describe historical beers now finding a following, better describe the sensory characteristics of modern brewing ingredients, take advantage of new research and references, and help competition organizers better manage the complexity of their events.
Many new styles have been added, and some existing styles have been divided into multiple categories or simply renamed. The groupings of styles into categories has a new philosophy that groups styles with similar judging characteristics rather than a common heritage or family name. Do not assume that the same primary characteristic (e.g., color, strength, balance, dominant flavor, country of origin) was used to determine each category grouping; the reasoning was more variable and nuanced. Some changes have been made to allow us to be more agile in making future revisions. Finally, we have provided some additional guidance on how to use the guidelines to reduce the potential for misuse that we have observed in past editions.
If you are familiar with the 2008 guidelines, note that many category names and numbers are changing. Note that we have added an Introduction to Beer Styles section, just as we have had in the past with Mead and Cider styles. This new section addresses common characteristics of beer, and attributes that are assumed by default to be present or absent unless otherwise noted.

2015年版ガイドラインの序文
2015年版BJCP スタイルガイドラインは2008年版を大幅に改定したものです。改訂版のゴールは以下です。各地のローカルマーケットで見られるような世界のビールのスタイルをよりよく表すこと。顕在化しつつあるクラフトビールシーンのトレンドに追いついていくこと。 現在のビールがその流れを受け継ぐものと見られる歴史的なビールを記述すること。現代の醸造に用いられる原料の感覚的特徴をよりよく表すこと。新しい調査や参照物を利用していくこと。そして、運営者が品評会の複雑さをより上手く扱えるように手助けすること。
新たに多くのスタイルが追加されましたが、幾つかの既存のスタイルが複数のカテゴリーに分けられたり、名称が変更されたりしています。スタイルをカテゴリーに分けることには新しい哲学があり、世間一般に知られている遺産や名前のようなものというよりも、近しいと判断される特徴的な点によってグループ分けしています。 同じ主要な特徴(たとえば、色、強さ、バランス、支配的なフレーバー、オリジナルとなる国) がグループ分けを決定するのに用いられていたと考えてはいけません。考え方は変化しやすく、微妙なものなのです。幾つかの変更によって将来改変する時に素早く対応出来るようになりました。 最終的には、過去のバージョンに見られる誤用の可能性を減らす為のガイドラインの使い方について補助ガイドを設けました。
あなたは2008年版に詳しいかもしれませんが、多くのカテゴリー名やカテゴリー数が変わっていることに注意して下さい。かつてミードやサイダーの場合のようにビアスタイルのセクションに序文を追加してあるのも注意して下さい。 この新しいセクションではビールのよくある特徴、特に記述が無い場合はデフォルトで「あるべき」もしくは「あってはならない」と考えられる性質を示してあります。


前回から7年経って新しいバージョンが出来ました。その間、ビールシーンは激しく移り変わっていて、現在進行形でそれは続いています。序文の最初にある通り、世界中に広がるビールのスタイルを網羅し、過去と現在の繋がりを明らかにすることも目的の一つとして掲げられています。 最初の段落の最後にある通り、BJCPは「ビール品評会での審査員の為のガイド」として作られたものでもあります。審査の為の基準であって、ビールそのものの自由を束縛するものではありません。この前提を絶対に忘れないで下さい。

上記のような考え方に基づいてBJCP2015年版は作られています。次回からは具体的な使い方などを見ていきたいと思います。続く

BJCP2015年版pdfの原文はこちら»