農産物としてのビール 9 | ベルギービール通販の大月酒店が過去にfacebookに掲載したコラムをご紹介致します。

MENU

大月酒店 TOP
店主ご挨拶

初めての方はご一読下さい

取扱いベルギービール一覧

弊店取扱い商品一覧です。
近々に消費税の増税が喧伝されておりますので表示価格は税抜きとさせて頂いております。何卒の御了承をお願い致します。

カートを見る

カートに入れた商品をご覧頂けます

注文方法

御注文に際し、ご一読下さい

返品・交換について

御注文に際し、ご一読下さい

ベルギービールコラム

過去に掲載したコラム

アクセス 大月酒店
facebook
Facebookページも宣伝

〒 564-0001
大阪府 吹田市 岸部北 5-10-35

未成年者の飲酒は法律で禁止されています。アルコール飲料、酒類のご注文は、ご注文時満年齢で20歳未満のお客様はお受けできません。

農産物としてのビール 9

クラフトビールが世界的に流行し、日本もその例外ではありません。ビールは「ホップ・モルト・酵母・水」の4つから作られますが、全て元々は自然のものです。 ビールとは自然の恩恵そのものですが、今まで日本では農作物としてのビールがそれほど語られて来なかったように思われます。そこで、今回から「農産物としてのビール」を特集したいと思います。

今回からは「水編」をお送り致します。
突然ですが、水を安心して飲める国は世界に幾つあるのでしょうか?少し古いデータですが、旅行ガイドサービス"trip adviser"が発表した 水に関する画像がありますので、見てみましょう。 驚くことに、世界で水道水が安心して飲める国は日本も含めて15か国だけ。水道を整備するよりペットボトルなどの容器で販売した方が安くつく地域も多数あるようですが、なかなか興味深いデータです。



上記のように不衛生な水はまだまだ世界にはあります。外務省が旅行者に生水の飲用を控えるよう警告している地域もたくさんあるわけです。 現代ほど衛生状態が良くなかったその昔、生水をそのまま飲用しては時として命の問題にもなったでしょう。それ故、煮沸・殺菌が重要だったと思われます。
煮沸・殺菌という意味合いで言うと、ビール作りは必ず煮沸を行います。また、ビールに使われるホップにも殺菌作用があります。安心して飲める水分としてビールは飲まれていたという側面もあるのだろうと想像します。 例えば、修道院で作られているビールに所謂"シングル"と呼ばれるものがありますが、こちらは一度使用したモルト粕にお湯を加えて再度糖分を抽出したものから作ったビールです。 最初の麦汁で糖分は粗方出てしまっているので、こちらは非常に糖分の少ない、つまり度数の低いビールにしかなりません。酔う為のビールではなく、栄養補給および水分補給の為のビール、生活必需品としてのビールだったのでしょう。 写真はシメイ ドレです。現在はたくさん商業生産され、広く流通していますが、元々は修道僧の賄いビールでした。(興味のある方は"スモールビール"を是非調べてみてください。)

ビールを作るのに水は欠かせません。仕込みに使う水だけでなく、機材の洗浄にも水は使われます。美味しいビールを作るには大量の水が必要です。衛生的な水が商業生産に使える程大量に、そして楽に手に入る現代は本当に恵まれています。 1Lのビールを作るのに水1Lでは到底足りません。大きなビール工場であれば一日にどれだけ使うことやら・・・今日も大事にビールを飲みたいと思います。

つづく。