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農産物としてのビール 3

クラフトビールが世界的に流行し、日本もその例外ではありません。ビールは「ホップ・モルト・酵母・水」の4つから作られますが、全て元々は自然のものです。 ビールとは自然の恩恵そのものですが、今まで日本では農作物としてのビールがそれほど語られて来なかったように思われます。そこで、今回から「農産物としてのビール」を特集したいと思います。

第三回も"ホップ"についてです。今回はホップ編の最終回、「2015年のホップ予想」をお送り致します。
現在ホップの主要な生産地はドイツとアメリカで、次いでチェコとなっています。
参考資料 international hop growers' convention 2014 summery report
ホップは年に一度しか収穫できない農産物です。急に増産することは出来ません。その為、色々な問題が起こっています。
まず、消費量の増加。ビール産業が大きくなるにつれ、ホップの消費量も増加しています。現在ホップ争奪戦とでも言うべき状況で、各醸造所はホップの確保に苦労しています。 例えば、こちらは去年の記事ですが、ホップ入手が困難になりとある銘柄を製造中止にした醸造所があります。
SEATTLE BEER NEWS 2013.5.22 Hop Availability Forces Alaskan Brewing to Discontinue Alaskan Pale Ale » 

また、ホップの価格も上昇傾向も大きな問題です。IPAなど、ホップをふんだんに使用したスタイルが人気ですが、今後こういったスタイルのものは値段が上がるかもしれません。 ホップの価格については以下のリンクに詳しく書かれていますので、是非一度読んでみて下さい。 ESQUIRE 2014.2.27 THE PROBLEM WITH ALL THAT CRAFT BEER WE'RE DRINKING » 



ホップ農家も大変です。急速に拡大する需要に応える為には作付だけでなく人も増やさねばなりません。しかし、なかなか労働力の確保もうまく行っていないようです。 アメリカの一大産地ヤキマバレーの現状をあらわす記事がありますので、是非ご覧ください。 SEATTLE TIMES 2013.9.28 Craft-brewery boom has state’s hops farmers scrambling » 


2015年の予想ですが、ドイツ・アメリカに頼るばかりではリスクが高いので上記の国以外で作られたホップに注目が集まるのではないかと考えます。輸出を伸ばしているホップ生産国としてイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどがあり、組合を作って海外進出を着実に伸ばしています。 今後ますます世界中でホップが増産されていき、それぞれの国のテロワールを反映したホップを使って醸造されたビールが生まれてくるのではないかと思います。ビール自体は勿論の事、ホップにもこれから注目して良いのではないでしょうか。

終わり。次回からはモルト編をお送り致します。